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見知った地で、見知った人たちの間で迷子さんのお知らせ。
言葉にしたいのに、紡がれない、まとまらない思考。宙ぶらりんの string がふらふら揺れる心に絡みついて。
うなされた額に額を重ねて静かに、おやすみなさい。
この雨が、いつやむのか分からないけれどほら、あそこで雨宿りしましょう。なぁに、その内やみますよ。
To cure sometimes,To relieve often,To comfort always.Ambroise Paré
此方より生まれた、とらえどころのない気持ちの靄。向かう彼方に"宛て"もなく晴れない靄に、迷い続けています。
すてきなひとがいます。私が触れるのも、ためらうくらいに。やさしいひとがいます。私の至らなさを、感じさせられるほどに。否定されるのは、あなた方であるべきでは、ありません。
子供っぽい自分が嫌いなことそれ自体が、子供っぽいのに。宜しくない兆候です。
解けないで、雪。白く、冷く、埋めつくして、騒ぐこころを、凍らせてください。
宝物は、目に見えているのに。手を伸ばせば、届くのにその輝きが、私を拒むのです。
微妙に、創作意欲が湧く。この微妙さが厄介です。それに加えて余裕がなくて。
ほっ、とすること。寂しいこと。「あなたには関係ない」? それ故にです。
片づけをしていると、ふと、目に留まった封筒。それは奥深くにしまいこんだはずの、大切な何かでした。これからこの封筒は、どこへ行くのでしょう。
細切れの時間。タイミング。自律リズム。行動と意識は断片化いたしかねます。デフラグを実行するには15%以上の空き容量が必要です。
傷つき、倒れ。彼の人はここにいます。差し伸べようとした手は棘と、刃で、覆われていますか。
共感してしまうのか、してはいけないのか。幸せって何なのか、分かりません。けれど。あなたの幸せを願って、祈ります。
首の皮一枚で繋がっていると言ってもそれでは、脊髄も、頚動脈も断ち切れています。繋がっていては、見苦しいですよね。
何が許された行為なのですか。どうすれば宜しいのですか。それとも、動くなと?
絶望が紡ぐ、無為。織られる、絶望。
状況は終了した。 繰り返す。 状況は終了した。
「置いて行かれる」と、拗ねて愚図っても、 かえって、離れられてしまうだけ。 独り立ちしなければ、なりませんね。
わかりません。 知ってはいても、伝えられません。 伝えたくても、見向きもされません。
ぶつけることもできません。 かき消すこともできません。 それでも、まるで、何事もないようです。
苦しい。 これを、数年耐えられたのですか? それとも……。
どれだけ、とどめを刺されるのでしょう。 殺すのならば、せめて どうか、確実に死をお与えくださいませ。
指摘しても、仕方のないこと。 その、労力に見合わないこと。 積み重なると、やりきれないものです。
待っていても、 そばにいても、追いかけても、 あなたが、遠くへ行ってしまうようです。
水をかけたように、一瞬で火が消えてしまいます。 空虚。 痛みなどは、実は、もはや感じません。
ことばでは伝わらないこころがございます。 ことばにしなければ伝わらないこころがございます。 こころに怯え、ことばに一喜一憂いたします。
良い気分だったのですけれど。 些細なことで、一気に突き落とされた気分です。 今は負の方が、強いのでしょうか。